はじめに
この記事は、所属している株式会社O-KUNのadvent calendar 2021の1つとして投稿しております。
普段このブログでは、技術のことを中心に書いているのですが、今日はエッセイです。
お気軽に読んでもらえればうれしいです。
チームリーダーにしてもらった
数ヶ月前、所属しているプロジェクト内でチームの再編成があり、チームリーダーにして頂きました。
30歳でWeb系エンジニアになって3年。
慣れない業務ということもあって、てんやわんやしていたのですが、なんとか慣れてきました。
これから開発チーム等のリーダーになりそうな方や、目指される方、また新米リーダーが思っていることを知りたい皆様に読んで頂ければ嬉しく思います。
人に助けてもらわないとならない状態になった
今までは、1つの大きなタスクをマイペースに対応していた
元々、基本設計レベルから実装まで自分1人でしていたので、これまでは比較的大きめのタスクを1つ頂いて、それをマイペースにやる感じの業務でした。
やりたいときに自分の実装をガッツリ進めつつ、チーム内で自分の知見を共有したり、チームメンバーの方から実装に関しての相談を頂いたりして、結構頼られて過ごしていたように思います。
しかしリーダーになったら、無数のタスクをメンバーにお願いする立場に
チームリーダーになって最も変わったのは、僕の元に降ってくるタスクが小さく、しかし無数になったことです。
これまで自分で対応していたタスクに比べると、どれもとても小さい。
しかしその数があまりに多く、全て自分で対応していては、納期内では到底収まりません。
そのため、チームメンバーの方に1つずつお願いして、了承して頂いて、対応して頂くというのが、今の状況です。
メンバーの方が設計やコーディングに困っていたらフォローしつつ、全体のプランニングをしつつとにかくメンバーにやって頂く。
もはや自分が実装する時間よりも、そういった調整の方が多いときも珍しくない状況です。
自分のプランニングが甘くて、助けてもらうシーンも
はじめに僕の方で引いたスケジュールが甘く、差し込みで他のタスクをメンバーの方にお願いする…といった事態が何度も発生しました。
僕自身の能力がまだまだ低くて、反省するところです。
しかし納期には間に合わせたいので、無茶なお願いとは分かりつつとにかく頭を下げて、誠心誠意お願いして、なんとかやって頂く。
やって頂いたら、とにかく頭を下げて感謝を伝える。
こんな感じで、今までは自分が周りを助けているという感覚で開発していましたが、今は周りに助けてもらっているという認識がとても強い状況です。
「助けてもらえる人」になる
チームメンバーに助けてもらっている中で、いつかO-KUNの代表が言っていた言葉を思い出しました。
「周りの人に助けてもらえる人になろう」
一生懸命やっている人を、周りの人は応援したくなります。
僕自身にも経験があるのですが、同じ差し込みタスクを頼まれても、頼んできた相手によって、色々な感想を持ったりします。
頼んできた相手によっては、「そんな理不尽なこと対応できるか!」って思うこともあれば、「この人が頼んでくるなら一肌脱ぐか!」って思えることもあったりします。
僕は今、頼んで助けてもらう立場です。
相手に後者のように思ってもらうには、普段から僕自身が「助けてもらえる人」にならないといけないなと感じています。
頭の下げ方
最後に、「頭の下げ方」についてとても参考にしたい動画があったのでシェアします。
僕はチームメンバーの人に、タスクを頼むとき、何に対して頭を下げているか。
社交辞令のレベルだと相手は響かない。
何のために頭を下げるか考え、それを大切にしながら頭を下げていきたいと思います。
そうすれば、きっと「助けてもらえる人」でいられるはずだと信じています。
最後に
今日はいつもの技術ブログではなくて、エッセイ的なものを書いてみました。
読んで頂いたあなたの何かの助けになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。